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雑板屋の脳内思考

映評・書評のブログです
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「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物」
あまりにも醜い怪物の容姿に、正直悪寒が走りました。
特に口元が非常に気色悪かった(不細工過ぎて)ので、コイツを観ながら白メシは食えないと真剣に思えたほど・・・。

歳老いた父親がいい年の出来の悪い息子の寝姿を見ながら本音を口に出すような・・・子を想う父親の気持ちや、また娘を想うあまりに少々乱暴でも素朴で純粋な父子愛に胸を打たれました。

少し気を緩めたようなぬるい笑いも全然許せるし、娘を救助するために何度もとっ捕まって先へは進めず躓いたりするけれど、話の展開はこれはこれで面白かった。

やや大げさなオーケストラ音楽も、映像と不思議な調和があって耳に心地良かった。

ラストシーン、少年と向かい合って白メシを平和に幸せそうに、がっついてる二人の姿が印象的。

なかなか面白い韓国怪物映画だった。


| ゆきち | 映画 か行 | 18:49 | comments(1) | trackbacks(1) |
「県庁の星」
映画化される以前から評判の高かった桂望実氏の原作は未読。
でも、単純に共感部分が多々あったので、非常に興味深く面白く観賞できた。

エリート官僚とスーパーのパートとのやりとりは、先がある程度読めるほど単純に上手く展開していくのだけど、それぞれの立場での目線や視線が細やかに感じられたのでとても良かった。

閉店の危機を脱出するため、県庁さんと従業員たちが生き残るための改革を行う・・・過剰在庫の整理や商品管理、防災の為の通路と非常口の確保など、共感と理解が出来るだけに、熱い想いで静観していた。
生きている店と死んでいる店の‘違い’が明らかに目に映る。
改革に率先して従業員たちを誘導し支持をし支えとなるエリートが、高飛車だったその傲慢な態度も、自身の一転した県庁での立場から視線を下げて己と闘う姿勢もすごくいい。

現実は厳しく、そして決して甘くは無いと痛感するけれど、映画の世界、これぞ成功!というサクセスストーリーを味わってもいいじゃないか!と思った。

枕のおばあちゃんの相手をする柴崎コウが印象的。

1杯のエスプレッソにしたって、どなた様も気持ちよく美味しくいただかなきゃなぁって思う。

県庁の星 スペシャル・エディション 初回限定生産「県庁の星」
| ゆきち | 映画 か行 | 16:49 | comments(0) | trackbacks(3) |
「嫌われ松子の一生」
作品、映画としてもとても素晴らしいと思った。

生きるって、壮絶で残酷で無情・・・容赦ない不幸が次々と描かれていて不運の連続。

中谷美紀の体当たり演技も、キャストも音楽も・・・明るく輝きのある映像へと見事に繋がってる気がして、この世界観に心酔した。

山田宗樹氏の原作では‘自分から不幸を招きすぎ!’で’自己責任の何ものでもない!’と厳しい評価を目にしていたので、今作観賞にあたりやや不安な面もあったのだけど・・・。
なんのことはない!原作には触れずに観賞してみて驚いた。夢中で観た。没頭した。
同情と共感が入り混じる複雑な心情が落ち着きなくて、ソワソワ・・・。

時代の流れと共に、記憶に残る時事映像がその都度テレビに映し出されていたのも印象的。

松子の人生は嫌われてばかりじゃなかった。
ほんとはたくさん愛されていたのだと思う。

素敵な作品。

嫌われ松子の一生「嫌われ松子の一生」

| ゆきち | 映画 か行 | 13:19 | comments(0) | trackbacks(3) |
「子ぎつねヘレン」
広大な大自然が美しい。
子ぎつねもたまらなく可愛い。

ヘレンの泣き声はとても悲しいものであった。全身で振り絞って出したような泣き声。

きつねの親子の映像にレミオロメンのエンディングには‘ハっ!’となった。映画に関係なく日常レミオはよく聴いているので、あらためてびっくりした。

なんだか優しい気持ちで観終わった。

子ぎつねヘレン(DVD) ◆20%OFF!「子ぎつねヘレン」
| ゆきち | 映画 か行 | 02:37 | comments(2) | trackbacks(1) |
「恋にあこがれて in N.Y.」
ニューヨークのメトロポリタン美術館で絵画修復の仕事をする女性とその同居人のモデルたち。
彼女らと窓越しのお向かいに住む青年とのドタバタコメディ。
ヒッチコックの「裏窓」をオマージュとしているそうですが、それを知っているか否かはさほど関係ない気がする。
「裏窓」よりもこちらの方が、はちゃめちゃでぶっ飛んだ感じがするけどそれなりに面白かった。

主役のモニカ・ポッターの職業に興味があったので観賞する気になった甲斐があって、いきなり‘ティツィアーノ’が登場して嬉しくもあった。
絵画修復の厳粛な職場に、華やかでおしゃべりなモデルたちが押し寄せたりして、とにかく終始賑やかで楽しい雰囲気!
女性の心をくすぐる、モデル界ファッション業界の裏話的なお話も垣間見れて楽しかった。
モニカ扮するアマンダをモデル仕立てにするときなどは、やっぱりウキウキするし・・・。
本物モデルたちが登場し、本格コメディに挑んだこと事態がスゴイと思うのに、なかなか演技も頑張っていて絵的にも美しい。
‘なんでそんなにあちこち整形するの?’の質問に対しキャンディが言った‘パックにするとお得なの〜♪’こちらが目隠しされてひっくり返った気分になった。

軽く観るにはなかなか面白いコメディだ。

 恋にあこがれて in N.Y.(初回限定生産)「恋にあこがれて in N.Y.」
| ゆきち | 映画 か行 | 13:16 | comments(0) | trackbacks(2) |
「キャプテン・ウルフ」
‘いかすぜ!ヴィン(>_<)/’筋骨美しく逞しいヴィンちゃんが大好きなので、冒頭シーンを観ながらこのまま海兵隊大尉活動映画でもいい!と思えたくらいヴィンちゃんがかっこいい!

お子様達を相手に何かとすぐ海兵隊づくしになってしまうのが面白い。
オムツ使用の赤ちゃんから成人手前の女子までと幅広くお子様達を相手にしているヴィンちゃんが四苦八苦する姿もなんだか可愛い。

うま〜くまる〜くまとまってしまうような、まるっきりのファミリー映画ではあるけれど、個人的には気に入った。

子守唄を唄いながら、お遊戯風に飛び跳ねるヴィンちゃん・・・ああいう事してくれるのなんて夫としても理想だわ〜

キャプテン・ウルフ ◆20%OFF!「キャプテン・ウルフ」
| ゆきち | 映画 か行 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(1) |
「CUBE ZERO」
2004年 カナダ

正直、睡魔とのバトル作品であった。
ちょうど開始後40分あたりで眠くなること2度。ヘッドフォンをして音量も相当なものなのに何故か眠くなる。
3度目の正直で、やっと観賞完了。
おそらく、話がどう転がろうとあまり興味が湧かなかったのだと思う。

映像は安っぽさも多少はありながら、瞬間で終わる残酷性は見もの。
冒頭に登場する男の皮膚の腐敗と溶解シーンは4度は目にした。

「CUBE」シリーズはやはり1作目が衝撃的過ぎた。

人気シリーズ「CUBE」第3弾!ハピネット・ピクチャーズ CUBE ZERO「CUBE ZERO」
| ゆきち | 映画 か行 | 17:35 | comments(0) | trackbacks(3) |
「コースト・ガード」
2001年 キム・ギドク監督 韓国映画

南北の境界線を監視する海兵隊の姿を描く。
誤って民間人を射殺してしまった上等兵、チャン・ドンゴンと被害者の彼女が、その事件をきっかけにそれぞれに精神を病んでいくのだけど、あまりにも救いが無い。
特に女性の立場から見てしまうとなんともやり切れない思いに駆られる。

チャン・ドンゴンは大きな目をギロギロさせて迫真の演技で見る者に威圧感を与える。除隊後も海兵隊員であり続けようとする様子はまさに狂気であった。

男舞台に唯一妖艶な華を咲かせていたミヨン役のパク・チア。
彼女の演技も素晴らしかった。

心に重さが残る作品だった。

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| ゆきち | 映画 か行 | 16:35 | comments(0) | trackbacks(4) |
「記憶の棘」
d5214143.jpg記憶にはやはり棘があったのか・・と漠然と考えてみる。
事実は甘い記憶だけではなかったと・・・。

個人の解釈によって評価は極端に二分化されるだろうと思う。
少年は夫の生まれ変わりだったのか?今作のテーマというか題材は非常に面白く興味津々であった。

イチローの生まれ変わりが確か有名な大リーガーであったということを思い出してみたり、胎児が胎内の記憶をある程度幼少期に維持しているとうことを思い出してみたり・・・。
そういった人間の生まれ変わりや輪廻を、あながち嘘でもないように普段から思っていたりするのだが、ただの個人の思想にしか過ぎないし誰も証明できないことだとも思うので、今作に描かれている少年と夫の繋がりはあるのだと個人的には思いたい。

なぜ少年の態度が急変するのか・・そこは元妻に対する敬意ではないかと思う。
ピュアな愛だけ、ではなかったという罪悪感。

それにしてもテーマがテーマだけに今作を語るのは非常に難しい。
好き嫌いが明確に分かれると思う作品。

ニコールのベリー・ショートはキュートだった。
| ゆきち | 映画 か行 | 09:55 | comments(0) | trackbacks(5) |
「キルトに綴る愛」
1995年作

キルトの一針一針を大切に縫うように、女性たちの若き日の愛の物語が綴られている。
何よりも1番美しく感じたのは、年老いた女性=シニア世代の女性たちが長卓に並んで座りキルトを縫う姿。

元々、‘手作り’だとか、‘オリジナル’なものには敬意を抱いているので、モノを作るという行為そのもの、その姿が美しいと感じるのだ。
生きてきた彼女たちのそれぞれの歴史が詰まっているそのキルト・・・美しいと感じないわけがない!

愛にはそれぞれのカタチがあって、傲慢だったり忍耐だったり奔放だったり憎悪だったり、優しさだったり思いやりだったり女性特有の母性だったり・・・。
男と女の間の絆や関係なんかは、他人を寄せ付けないほどその二人にしか理解できないことだってたくさんあるはずだ。
浮気され続けようと、身内に夫を寝取られようと、愛が続くときは続くし、終わるときは終わる。
それでも強く生きる女の姿は、たくましく、そして美しい。

女性向の作品のような気もするけれど、こんなにたくさんの深い愛の人間ドラマに心響くようになった自分も歳をとった証拠かもしれない。

素敵な人間ドラマだった。

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| ゆきち | 映画 か行 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(1) |
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