blog index

雑板屋の脳内思考

映評・書評のブログです
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
「天使の牙」大沢在昌
「天使の牙」・・・非常に劇的。
後半からエンタメ性もグンと跳ね上がるように面白さは増し、先の展開へと期待が膨らむ。
登場する人物の善悪の個性が、多少の謎を残しながらも非常に明解なので、幅広くそれぞれに共感できる。

特に、二人の女性が魅力的。
まるで正義の塊のようなパワフルな女性警官、アスカと。
非合法巨大組織のトップの愛人女性、はつみと。
二人の性格やルックスは対照的でありながら、運命を共にすることとなる。

男性陣も個性的で魅力的。
アスカの良き相棒で恋人でもある優秀な刑事、仁王と。
日本を牛耳る巨大組織の独裁者である孤独な男、君国と。

愛と裏切りと暴力と欲望と・・・

警察内部の裏切りや闘争も、謎を残したまま話が進む。
裏切り者がいる限り・・・油断や軽率な言動が許されないのだ。

大沢氏の小説の中には、銃撃戦が頻繁に出てくるのだけど、今作の中では特に、闇の中の襲撃や侵入が緊迫感と迫力で心臓が高鳴った。

最後まで気が抜けない作品であった。

この大沢在昌氏の「天使の牙」は2003年、大沢たかお、佐田真由美らの出演で映画化されている。
未鑑賞のままに時は過ぎたが、こちらは原作の魅力が十分に引き出されているであろうか?

いずれ確認しようと思う。

天使の牙(上)天使の牙(下)「天使の牙 上巻下巻 大沢在昌」
| ゆきち | 大沢在昌  | 09:24 | comments(0) | trackbacks(1) |
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

bolg index このページの先頭へ