blog index

雑板屋の脳内思考

映評・書評のブログです
<< 「天使の牙」大沢在昌 | main | 「突入せよ!あさま山荘事件」 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
「きみの友だち」重松清
【たくさんの微笑ましいお話】

またしてもヤたれた。
重松さんの作品に・・・。
とてもとても微笑ましいたくさんのお話に・・・。

自分の幼い頃を思い浮かべても小学校時代なんて、陰湿ないじめなんてものはほとんど存在しなかった・・・と思う。
みんなの仲も良かったし、適当に自然にグループが出来上がっていて、そのグループ自体もぶつかり合うようなこともなかった。
今思えば、いかに純粋で単純だったのか・・・。

この連作短編小説の中に存在する子供たちは、まるっきりイマドキなのかもしれないけれど、それなりに幼いながらも自己の考えや主義主張や、悩みや苦悩なんかも抱えていて、内なる自己と戦ってたりする。
そんな様子がとてもいじらしくて、もどかしくて、微笑ましくて・・・。
決して甘すぎない人間関係を、ヘタをすれば大人以上にずる賢くて残忍な思考をするような汚い友情さえも、妙に関心して深く読み込もうとして夢中になる。

素敵なお話がたくさんあった。
恵美ちゃんと由香ちゃんのお話には、どうしても堪え切れない涙が溢れたし、ブンとモトの友情には憧れもするし・・・。
中心となる‘きみ’が次々と入れ替わってお話の主人公になり、‘きみ’を語る人間が誰なのか?ずっと謎を残したまま最終話を迎えることとなる。

読後・・幸せな気分を味わった。
こんなにたくさんの微笑ましいお話もいいなぁと思った。

きみの友だち「きみの友だち」重松清
| ゆきち | 重松清 | 16:48 | comments(0) | trackbacks(3) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 16:48 | - | - |
コメント
コメントする


この記事のトラックバックURL
http://yukichi13.jugem.jp/trackback/54
「きみの友だち」重松清
【たくさんの微笑ましいお話】 またしてもヤたれた。 重松さんの作品に・・・。 とてもとても微笑ましいたくさんのお話に・・・。 自分の幼い頃を思い浮かべても小学校時代なんて、陰湿ないじめなんてものはほとんど存在しなかった・・・と思う。 みんなの
| 雑板屋 | 2006/07/25 4:50 PM |
★ きみの友だち 重松清
きみの友だち 重松 清 新潮社 2005-10-20 交通事故で足が不自由になったことをきっかけに、「みんな」と「友だち」について考えるようになった少女、恵美ちゃんが主人公。彼女が「みんな」ではない、「友だち」に選んだ相手は、腎臓病で学校も休みがちの由香ちゃ
| 本を読んだら・・・by ゆうき | 2006/07/28 2:02 AM |
きみの友だち 重松清
装画・挿画は木内達朗。装幀は新潮社装幀室。 1991年「ビフォア・ラン」でデビュー。99年「ナイフ」で坪田譲治文学賞、「エイジ」で山本周五郎賞を受賞。2001年「ビタミンF」で直木賞受賞。主な作品「日曜日の夕
| 粋な提案 | 2007/02/18 4:20 PM |
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

bolg index このページの先頭へ