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雑板屋の脳内思考

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「ラスト・コヨーテ 上下巻」マイクル・コナリー
 【乗り越えるべき壁】 

ハリー・ボッシュ・シリーズ第4弾。

冒頭からいきなり、ボッシュと女性精神分析医とのカウンセリングで始まる今作は、強制休職中の身のボッシュがまた何かハリウッド署でやらかしたことを仄めかしながら物語は始まる・・・。

その休職中の最中に、ボッシュ自身の心の壁でもある、売春婦であった母親マージョリー・ロウの死を解明しようと33年ぶりに自ら極秘の捜査を始めるのだった。

33年前・・・随分昔の寂びれた事件を穿り返すボッシュ。
証拠不十分で、当時の事件に関わった人間の生死も定かでない。
そんな不利な状況の中で、いかにして真犯人を・・謎の死の真相を突き止めるのか?

ボッシュ自身の転機となる今作。
常に過去を背負いながら極めて後ろ向きな人生の彼が、一体何処へ行こうとしているのか?
また新たな恋のお相手として、同じく重い過去を背負う画家のジャスミンの登場や、上司であるアーヴィングとの関係、そして憎き無能な上司パウンズとの最期・・・。

後半になるにつれて、話の流れも急展開で釘付けとなった。
確かな読み応えと、さらなるボッシュの活躍を期待せずにはいられない作品であった。

ラスト・コヨーテ(上)
ラスト・コヨーテ〈上〉

ラスト・コヨーテ(下)
ラスト・コヨーテ〈下〉



| ゆきち | 作家 ま行 | 08:14 | comments(0) | trackbacks(1) |
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「ラスト・コヨーテ・上下巻」マイクル・コナリー
 【乗り越えるべき壁】  ハリー・ボッシュ・シリーズ第4弾。 冒頭からいきなり、ボッシュと女性精神分析医とのカウンセリングで始まる今作は、強制休職中の身のボッシュがまた何かハリウッド署でやらかしたことを仄めかしながら物語は始まる・・・。 その
| 雑板屋 | 2006/08/26 8:19 AM |
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